[木下恭輔の言葉]

2009-10-03

【理解されないビジネスモデル 消費者金融】

ATMを入れてみて気がついたことは、店頭融資に比べ1回のご利用額が少なくなるという興味深い事実でした。人間の心理とは不思議なもので、借金にも多少の"見栄"が働くのか、店頭だと実際よりも多めに必要額を申告される傾向があるようなのです。従業員相手に毎回借入れ手続きをするような面倒がなく、そのとき必要な額だけを借りていける。つまりATMのほうがお客さまの実需に応えられるということがわかってきたのです。

[ 木下 恭輔 ]