[佐藤隆三の言葉]

2008-12-04

【経済セミナー】

日米学会でいう"学者の業績"には、多少のニュアンスの違いがある。一般的傾向として、アメリカでは「本を書いた」ことはあまり自慢にはならない。何よりも「良い論文」、これが良い学者には不可欠である。「あいつ最近は良い論文を書かなくなった。出版社におだてられて教科書でも書いているんじゃないのか」などと陰口をたたかれたりする。

[ 佐藤 隆三 ]